各設備と作業員によるガス切りで鉄スクラップのリサイクルを行っています

ギロチン

鉄スクラップの最も一般的な加工法が厚みや長さのある母材を一定の長さに切断する通称「ギロチン」と呼ばれる圧縮切断加工です。

母材を最初に圧縮してまとめた後で、切断用の刃の下に送り出して切断するシステムで、切断圧は、1250tを有します。

プレス

飲料の空き缶や鉄の切り抜き屑などの薄くて空間のある母材は、7.5tの重量を持ち上げる巨大な磁石で引き寄せ、型に入れて圧縮し、定められた規格の大きさに加工処理します。

プレス処理を行う事により、輸送効率を高める事はもちろん、環境にも配慮しています。

シュレッダー

鉄スクラップは、専門の回収業者や建物、自動車解体業者等から集荷され、当社工場に集まってきます。

非鉄金属や非金属などが多く含まれたスクラップを処理するためには、高速で回転する円筒型のドラムに取り付けられたハンマーで母材を細かく粉砕し、鉄・非鉄金属・非金属に分別する破砕（シュレッダー）加工を施します。

ガス切り

鉄スクラップの母材が大きかったり、厚みのある材料である場合は、機械加工が不可能なため、熟練した作業員がアセチレンガスのバーナーで手作業によって切断加工を行います。